よくあるご質問
Q:介護保険でレンタルできるものはどんなものですか?
A:借りられる福祉用具の種別は以下の通りです。ただし、制限項目がありますので、ご注意ください。

腰掛便座
次のいずれかに該当するものに限る

  • 和式便座の上に置いて腰掛式に変換するもの
  • 洋式便座の上に置いて高さを補うもの
  • 電動式またはスプリング式で便座から立ち上がる際に補助できる機能を有しているもの
  • 便座、バケツ等からなり、移動可能である便器(居室に置いて利用可能なもの)

特殊尿器
尿が自動的に吸引されるもので、居宅介護者等またはその介護を行うものが容易に使用できるもの

入浴補助用具
座位の保持、浴槽への出入り等の入浴に際しての補助を目的とする用具であり、次のいずれかに該当するものに限る

  • 入浴用いす
  • 浴槽用手すり
  • 浴槽内いす
  • 入浴台(浴槽のふちにかけて利用する台であり、浴槽への出入りのためのもの)
  • 浴室内すのこ
  • 浴槽内すのこ
  • 簡易浴槽
  • 空気式または折りたたみ式で容易に移動できるもので、取水または排水のための工事を伴わないもの

移動用リフトのつり具の部分
身体に適合するもので、移動用リフトに連結可能なもの

Q:介護ベッドにはどんな種類のものがありますか?
A:メーカーによって多少の差はありますが、機能的には大きく分けて、下記の3種類があります。状態やご予算に合わせてお選びください。

1モーターベッド

ボタン操作で高さ調節ができるタイプ、またはボタン操作で背上げ調節ができるタイプの2種類があります。

2モーターベッド

ボタン操作で背上げ・膝上げ・高さ調節が個別にできます。

3モーターベッド

背上げと膝上げが別々に操作できるので、起き上がったあとに膝だけ下げることができます。ベッドへの出入りがしやすく「寝たきりの生活」防止により効果的といわれています。

Q:介護用ベッドのマットレスの種類が多く、どう選んだら良いのかわからないのですが。
A:お使いになる方の状態や目的にあわせてお選びください。下記はその目安です。

硬めのマットレスに向く人

  • 座る姿勢をとる時や、立ち上がる時などにマットレスに手のひらをついてバランスの取れる方
  • 自力で何とか起き上がれる方
  • 寝返りが十分にとれる方

体位分散型マットレスに向く人

  • 床ずれの心配のある方
  • リューマチなどで痛みのある方
  • 関節拘縮のある方
  • 病的な骨突出のある方
  • むくみのある方
  • 自力体位変換のできない方
Q:車椅子の選び方を教えてください。
A:車椅子には自走型と介助型があります。

なんとか自分で操作出来る方は、自走型をお選びください。また、長時間、車椅子に座ったきりの方はリクライニング式の方が楽に過ごせます。室内用を室外用があると便利です。車椅子で長距離を移動される方には電動車をお勧めします。また、介護する方がお車に収納して移動される場合は、軽量タイプの方が負担がかかりません。

Q:最近、転倒しそうになることがあるのですが、杖とか歩行器を購入した方が良いでしょうか?
A:はい、「転ばぬ先の杖」と申します。

高齢者の転倒は、思った以上のダメージを受ける事があります。外出時には杖や、それでも不安定な場合には、歩行補助車をご用意ください。
室内でも、歩行器があると安心です。